冬、「エアコン室外機から煙が出てる」、「暖房が効かない」との相談が増えています。
リモコンにエラー表示が無く、焦げ臭い匂いがしない場合、霜取り運転だと思われます。
霜取り運転は、故障ではありません。
霜取り運転とは
エアコンの暖房運転は、熱交換により「室外機が冷たく」なります。
室外機が冷たくなり、熱交換フィンに霜が付き凍ります。
フィンに霜(氷)が付き風が抜けないと極端に熱交換能力が落ちるので、機械の方で適宜除霜運転を行い霜(氷)を溶かします。
霜取り運転は、霜を溶かすため室外機の一部が高温になります。
霜が溶け水滴が蒸発し、白い水蒸気があがります。
室外機のファンが上向きの場合、2~3m白い煙(水蒸気)があがります。
霜取り運転は、たまに起きる現象のため目撃すると驚きます。
霜取り運転中は、室外機の熱交換器を暖めて霜や氷を溶かすため室内の暖房は止まります。
霜取り運転中は、暖房が効かなくなります。
室外機が雪に埋もれても霜取り運転が発生します。
霜取り運転自体は故障ではありませんが、霜取り運転が起きると暖房が効かず問題です。
大雪などのエアコン問題についてダイキンHPをご参照ください。
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