エアコンを更新したお客様から「ドレインホースから水が出ないで室外機の下がビチョビチョなんだけど、壊れてない?」と質問されました。
「エアコンから排水が出ます、ドレインホースを排水溝へ向けますね」と話した印象が強かったみたいです。
エアコンの霜取り運転 室外機から水が出る?
外気温が低い時、エアコンは霜取り運転(凍結防止)を行います。
エアコンは、室外機で熱交換を行っています。
暖房時、室内機から温風が出て、室外機から冷たい風が出ます。
冷たくなった室外機が凍らないよう、自動で「霜取り運転」をしています。
霜取り運転は、暖房運転を冷房運転に切り替え室外機を温めます。
この時、室内機からは冷風がでます。
「暖房なのに冷風が出る」という場合、霜取り運転の可能性があります。
室外機の下が濡れていたのは霜が解けたためで、霜取り運転が機能している証拠です。
室内機(ドレイン)から排水する時
ドレインホースから水が出るのは、夏場の冷房運転時です。
室内機に溜まった結露を屋外へ流しています。
エアコン(室内機)からの水漏れは、結露が凍ってドレイン板や配管が割れる原因が多いです。特に、高温多湿時の冷房運転時です。
お客様からの「素朴な疑問」、改めて勉強になりました。
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